再会は躍動する魂、
今ふたたびの多元世界スーパーロボットサーガ!
2008年に発売された『スーパーロボット大戦Z』は、αシリーズ完結後初のすべてが進化した完全新作ではあったが、ある意味、スーパーロボット大戦シリーズの限界が見えた作品でもあった。ファンが望む参戦作品数の増加、世界観が独特な作品のシナリオへの組み込み、シミュレーションゲームとしての進化…。挑戦作であったことは評価すべきだが、荒削りだったことも否めない。
あれから3年─―、続編として発表された『第2次スーパーロボット大戦 破界篇』は、シリーズ20周年作品として“原点に立ち帰った”成功作品だと私は考える。
こんにちわ、レトロゲームレイダース/ジョーンズ博士だ。
今回、発掘した作品は2011年4月にプレイステーションポータブルで発売されたスーパーロボット大戦シリーズ生誕20周年作品のひとつ、『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』です。
スーパーロボット大戦の醍醐味、それは数あるユニットの中からお気に入りを出撃させて、迫り来る敵をちぎっては投げ、たまに必殺技なんかを出して、常勝していくカタルシスにあります。シミュレーションゲームとしての面白さを語るには少し大雑把に思われるかもしれませんが…、
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こまけぇこたぁはいいんだよ!!
…なのです。
参戦作品はシリーズ最多、もはやアニメを見ているような戦闘アニメーション、いままで不可能だと思われていたボトムズの参戦やリアル頭身のカットイン、第一期シリーズと第二期シリーズを前編・後編に分ける仕様など、語るべきことは多いのだが、大切なことは、「これがスーパーロボット大戦だ!」と叫べる“贅沢さ”と“シンプルさ”が戻ってきたこと。
そういう意味で、シリーズ初心者の人にも安心して薦められる作品なのではと思います。
それでは、参戦作品(一部)の主題歌を歌って、「熱血」しましょう!
そして…、
鋼の魂の躍動は、後編「再世篇」へとつながっていくのだ!!