何度聞いてもグッと来る!
FFシリーズが好きならきっと好きになれる一作!!
ファイナルファンタジーシリーズの“25周年記念作品”として生まれたニンテンドー3DS用ソフト。1987年の『1』~『13』まで、各シリーズの「戦闘」、「フィールド」、「代表曲」の3曲でリズムゲームをプレイすることができる。プレイできる収録曲は3×13で39曲!ゲーム中のいたるところにもシリーズの名曲を使用!ダウンロードコンテンツでは、さらに懐かしの名曲たちを召喚することも可能に!25年間シリーズに付き合ってきたFFバカ一代こそ、ハードを買ってでもやらねばならないだろう。
こんにちわ、レトロゲームレイダース/ジョーンズ博士です。
今回発掘した作品は、ファイナルファンタジーシリーズ25周年を記念して生まれたシリーズ初のリズムアクションゲーム、ニンテンドー3DS用ソフト『シアトリズム ファイナルファンタジー』です。
ひと言で言ってしまえば、「シリーズの名曲たちをタッチペン叩き&こすりで遊べるリズムゲーム」。1プレイに3分かからないので、ちょっとした時間つぶしに最適。逆に、長時間ぶっつづけのダラダラプレイには向いていないため、実に大人の紳士淑女向けゲームといえるでしょう。
※これはただの戦闘メドレー。
※BMSとは、バトル・ミュージック・ステージのこと
※FMSとは、フィールド・ミュージック・ステージのこと
※EMSとは、イベント・ミュージック・ステージのこと
- ファイナルファンタジー
戦闘シーン(BMS)、メインテーマ(FMS)、オープニング(EMS) - ファイナルファンタジーII
戦闘シーン2(BMS)、メインテーマ(FMS)、反乱軍のテーマ(EMS) - ファイナルファンタジーIII
バトル2(BMS)、悠久の風(FMS)、水の巫女エリア(EMS) - ファイナルファンタジーIV
ゴルベーザ四天王とのバトル(BMS)、FFIV メインテーマ(FMS)、愛のテーマ(EMS) - ファイナルファンタジーV
ビッグブリッヂの死闘(BMS)、4つの心(FMS)、はるかなる故郷(EMS) - ファイナルファンタジーVI
決戦(BMS)、ティナのテーマ(FMS)、セリスのテーマ(EMS) - ファイナルファンタジーVII
片翼の天使(BMS)、FFVIIメインテーマ(FMS)、エアリスのテーマ(EMS) - ファイナルファンタジーVIII
The Man with the Machine Gun(BMS)、Blue Fields(FMS)、waltz for the Moon(EMS) - ファイナルファンタジーIX
バトル1(BMS)、あの丘を越えて(FMS)、その扉の向こうに(EMS) - ファイナルファンタジーX
シーモアバトル(BMS)、ミヘン街道(FMS)、素敵だね(EMS) - ファイナルファンタジーXI
Awakening(BMS)、Ronfaure(FMS)、”FFXI Opening Theme”(EMS) - ファイナルファンタジーXII
剣の一閃(BMS)、ギーザ草原(FMS)、帝国のテーマ(EMS) - ファイナルファンタジーXIII
ブレイズエッジ(BMS)、サンレス水郷(FMS)、運命への反逆(EMS) - アンコール
仲間を求めて(FMS) FFVIより
妖星乱舞(BMS) FFVIより
闘う者達(BMS) FFVIIより
閃光(BMS) FFXIIIより - カオス神殿 FFIより
闇の楽譜にランダムで収録される楽曲
グルグ火山(FMS) FFIより
巨人のダンジョン(FMS) FFIVより
マンボdeチョコボ(FMS) FFVより
最期の日(FMS) FFVIIより
バトル1(BMS) FFIVより
死闘(BMS) FFVIより
J-E-N-O-V-A(BMS) FFVIIより
守るべきもの(BMS) FFIXより
一部、Amazonレビューやブログでのゲームレビューで「本来収録できたはずの曲をDLCにした拝金主義が許せない」といった発言がありますが、個人的には当てにならないゆとり発言だと思っています。なんだかんだと50曲以上ソフトの中に収録されているわけですから。また、押さえるべき曲が押さえられているため、「オレは収録されていないバトル1がプレイしたいんだよ!」という人はDLCすればいいわけですから。
DLCは1曲150円。ちょっと高いと感じるかもしれませんが、ゲーセンで音ゲーを1回プレイするのに100円かかると考えれば、150円といえども3回以上遊べば充分元が取れるのでは?と思います。
要ヘッドホン。イヤホンでも問題なくプレイできるのですが、トランスしてFF愛をためる、を実現するにはヘッドホンのほうが向いている気がします。ヘタでもいいんです。なげるのは本当に絶望してから。大切なのは、プレイのたびにラーニングしていくこと。そのうち、譜面のおとしあなかいひや、次のタッチへのせんせいこうげきも可能になります。
クリアポイントが上がったらジャンプするほど喜ぶ。これ大切です。人によってはぜになげでDLCをダウンロードしまくるのも有りでしょう。私はタッチペンのにとうりゅうでみだれうちを好みます。ちょっとコツが要りますが、『太鼓の達人』のものまねができます。クリティカルをぶんどる感じがたまりません。勢いがつきすぎるので、れんぞくまがある曲には向いていないかも。
個人的には、BMSが一番こころおどるのですが、EMSは背景にゲーム中のムービーが流れるので心がグッとくるカウンターを喰らうことも珍しくありません。特に、FF9はヤバス。ダガーがジタンの胸にとびこむ&とりつくあたりは本当にいいよね。いいきかいなので、もう一度やり直したくなります。
ただのリズムゲームではなく、上手く弾けたポイントが経験値となり、それによって歴代主人公たちがレベルアップ。そのうち、楽曲で高得点を狙えるアビリティを覚えたり、各種パラメータが上がっていくという仕掛けも。長く持ち続けて、ヒマを見て少しずつプレイしていく。そんなプレイに最適な一本だと感じました。