【孤高のゲーム】 『チェルノブ』──神をも恐れぬ、不謹慎ゲーム!うおオン、オレは戦う人間発電所!

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タイトル

東京都杉並区南荻窪の戦う人間発電所とカニクリームコロッケ。

孤高のグルメアイコン
・・・とにかくゲームがしたかった。

オレは仕入れたゲームを保存しておくのにいい倉庫があると聞いて、栃木県のT市まで足を運んだのだが。これが予想を上回るボロさだった。おまけに食欲旺盛なネズミはいるし、とてもじゃないがこんなところにファミコンのロボットなどは置いておけない。みんな、原子力青狸になっちまう。まったくの無駄足だった。

こんなときは、とりあえずゲームだ。
気分転換にはゲームがいい。

せっかく遠くまで来たんだ。こういう街のゲームセンターには、レトロゲームの掘り出し物があったりするもんさ。といっているうちに、駅前まで来てしまったな。ゲーセンはあるにはあるが、今時珍しい地下に降りていくタイプだ。こういうところはいまだに危ない輩がいるものだが…。ええい、ままよ。オレはそのゲームセンターに入ってみることにした。

うわぁ。思わず感嘆の声が出てしまう。

並んでいるゲームはすべてレトロゲームだ。80年代のナムコの名作たち。ビデオシステムのシューティング。おおっと、SETAのスーパーリアル麻雀まであるじゃないか。ありし日の松戸のメクマンを思い出させるな。

妖怪道中記。悪魔城ドラキュラ。初代ストリートファイター…。
ううん、どれも気分が違うな。
オレはもっと、破天荒なゲームがやりたいんだ。
放射能とか、原子力とか、チェルノブイリとか、とにかく不謹慎極まりないゲームがやりたくてやりたくてたまらないんだ。

おっ、あったぞ。

タイトル

『アトミックランナー チェルノブ 戦う人間発電所』、じゃあないか。
そうだよ、こういうゲームがやりたかったんだ。

1986年にソビエト連邦で起こった人類未曾有の放射能事故、チェルノブイリ原発事故をネタに主人公の名前を「チェルノブ」にして不謹慎だとマスコミに叩かれたんだよな。それで急遽、記者会見を開くことになっちゃって。データイースト社長の福田哲夫さんが並み居る報道陣の前で、「名前が似たのは偶然!」、「このゲームの主人公は『カルノフ』の弟だからチェルノブだ」と言い張っているのを見て、だからデータイーストのゲームは見逃せないぜと、心から思ったモンだよ。

そんなデータイーストが倒産してから、もう10年か。
早いもんだ。
オレも年を取るわけだなぁ。

おおっと、いつの間にか感傷に浸ってしまったぞ。
ゲームをやらなければ…と。
100円玉を入れて。
うん、なつかしい感じのクレジット音がいいね。

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