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「ファンタジー」とは、こういうことさ。
かつて、「ファンタジー」とは、はるな彼方にあるものだった。
大気には魔法の素というる成分があふれ、戦士たちは鋼鉄の鎧と剣を持った。森には人と交わることを避ける亜人類たちが住んでおり、時折、問題を生んでいた。はるか遠方では、魔の王族が復活を果たし、強大な軍を率いて進軍しているという噂を聞く。
街の酒場はいつも騒がしい。そこにいるのは、“冒険者”たち。彼らは、主君に仕えることもなく、財を築くこともなく、自由と暮らしていくわずかばかりの金のために、命を張って戦いに赴いた。
そんな世界に憧れを抱いたことはないか?
ある時は、手に入れたばかりのPCでワイヤーフレームとわずかな文字情報だけで構成された世界にファンタジーを求めた。またある時は、ちょっと背伸びしてテーブルトークRPGの一式を買ってきて朝から夕方までダイスを転がしてファンタジーを味わった。
でもそれは、遠い昔の話だ。
今、ファンタジーは随分と身近なものにった。
世の中にはファンタジーと名のつく作品があふれかえっているが、その多くは、日本独自の解釈と設定に毒されたものばかり。あまりにもライトすぎるそれは、あれだけ遠く美しかった「ファンタジー」を、コンビニに行くぐらいの価値のものにしてしまった。
二度と、あの世界に興奮した時代は戻ってこない。
そんな風に絶望していないか?
そんな方にこそオススメしたい作品が、先日発売された『ドラゴンズクラウン』だ。
今一度、問う。
汝の心に、あの日宿したファンタジーへの情熱をまだ持っているか。
それば、戦友(とも)よ、“ハイランド”で会おう!
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