【名作発掘】 『プーヤン』――ウチのかあちゃんは、スゴ腕のスナイパーなんだブー。

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ママが助けてあげるからね。

ブログ代表
こんにちわ、レトロゲームレイダース/ジョーンズ博士です。

今回発掘した作品は、1982年にコナミからアーケード用シューティングゲーム(?)としてリリースされた『 プーヤン(POOYAN) 』。1985年にはハドソンからファミコン用に移植がされており、そちらで知っているという方が多いかもしれません。

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本作は、オオカミたちにさらわれた子ブタのプーヤンを助けるために、母ブタが兄ブタのブーヤンと協力し、オオカミたちから娘たちを救い出すという、コミカルで、メルヘンなゲーム…のはずでした。ゲームスタート時のイントロが「森のくまさん」がかかっていた、あのときまでは。

pooyan_ac 私のことは、「ピッグ・ママ」とお呼び。
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画面を見た感じは、女の子向けと思われがちな“世界観”がハートフルな『プーヤン』ですが、ゲームのほうはなかなかハードコアなシューティングです。

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風船で木の上からヘイロー降下しているオオカミたちに対して、その側面のガケにゴンドラに乗ったまま待機。息子のブーヤンにゴンドラの昇降を担当させ、コンパウンド・ボウ(予測)でオオカミ頭上の風船を割り、落下死させるというのが、このゲームのほぼすべての概要です。

意外と殺伐としているでしょう。

さすがは、後に“ゲーセンの鬼軍曹”の異名を持つことになるコナミ。ファンシーという羊の皮をかぶったところで、その狂暴さは隠せません。

ゲーム内容も、なかなか素晴らしいです。

オオカミたちのせん滅が目的ですが、撃ちもらすと、ガケに設置されたハシゴをのぼってきて、射的に夢中の母ブタの背後から噛みつく、または、ガケの上から巨大な岩を落として派はブタが乗るゴンドラを潰そうとする、など、攻撃を受けたオオカミたちも「殺す気」で、母ブタに報復してきます。

もちろん、すべてのオオカミを駆逐するに越したことはありませんが、「動的へのスナイプは高難易度」とはゴルゴ13も認めるところ。さらに、オオカミも棒で派はブタの矢を防ぐといった動作もしてくるため、一筋縄にはいきません。

なので、ステージ3以降は、画面左のオオカミの落下に狙いを定めながら、画面右のオオカミの噛みつき具合を見て、ベストのタイミングを図るという高度なテクニックが要求されてくるため、おとぎ話のようなゲームを求めてプレイした女子供は大抵早めに泣き出します。

一応、「肉」という貫通性が一度に複数の敵に攻撃をかけられるアイテムが存在するのですが、使い勝手が難しく、これもまた玄人好み。おとぎ話のようなゲームを求めてプレイした女子供は大抵早めに泣き出します。

ゲームは、「オオカミが木の上からヘイロー降下するステージ」と、「オオカミが崖の上にポニョっとあがっていくステージ」、「肉塊でオオカミを殺し放題のボーナスステージ」の3種類。ステージが進むごとに難易度があがっていきます。

pooyan_ac 疲労回復には、ビタミンB1が豊富に含まれている豚肉を
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本作は、上手くなれば30分くらい余裕でつづけていられるのですが、下手だと数分でゲームオーバーになる、古き良きアーケードゲームです。

先にも書いた通り、プレイヤーには相応の集中力が求められるため、何度も何度もプレイをし直すと、どんどん集中力が低下して上達しないという悪循環に陥りがち。だからこそ、1日1プレイで、最高のスナイプを目指すスタイルがオススメです。

時間がないけどゲームがしたい。できれば手早く、上達のカタルシスを味わえるゲームらしいゲームを求めている方には、ぜひ『プーヤン』をご検討いただきたいところです。

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