【映画レビュー】 『シェフ 三ツ星フードトラックはじめました』――アイアンマン風味の職業シェフ映画!ヨハンソンがエロい!


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シェフ
とにかく出てくる料理がすごくおいしそう!
才能がある男は女にモテるということがよく分かった!

ブログ代表
こんにちわ、レトロゲームレイダース/ジョーンズ博士です。

今回レビューする映画は、『シェフ 三ツ星フードトラックはじめました』です。ぶっちゃけ、邦題のセンスがメチャクチャ悪く、完全に女子向けっぽさを醸し出しているのですが、イケメンがまったく出てきません。ですが私はこの作品を、いろんな意味で「ハズレない映画」としてオススメします。

≪ストーリー≫
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ロサンゼルスにある一流レストランで総料理長を務めるカール・キャスパーは、その日、かつて無名だった自分を発掘してくれたフードブロガーが店を批評しに来ると聞いて気合いを入れていた。離婚して別々に暮らしている息子との時間もそっちのけで、食材を買い込み、特別メニューでもてなそうと考えていたのだ。

しかしそれは、店のオーナーのひと言「ここは俺の店だ。勝手なことをするな」で水の泡に。いつものメニューでフードブロガーをもてなすことになる。その結果、レビューは酷評。しかも、そのブログはツイッターで拡散し、大勢の人が見ることになってしまう。

意気消沈するカールだったが、店のウェイスレスでセックスフレンドであるスカーレット・ヨハンソンや別れた妻、職場の仲間たちに励まされ、気を取り直して、店の基本メニューの改革に取り組む。そしてブロガーに「個人的なメッセージ」として「後日、本当の俺の料理を食べさせて差し上げますよ」と宣戦布告した…つもりだったが、ツイートで送ってしまったために、それはネット上の多くの人が見ることとになり大炎上へ。

そして、二人の対決を見たいという見物人たちで店が空前の予約数を誇った決戦当日。カールは「勝手なことをするなら俺の店にいらない!」とオーナーに解雇される。我慢の限界にきたカールは、オーナーに怒鳴り散らし、ブロガー本人に直接、「お前ら批評家は、調理人たちが裏でどんな苦労をしているかも知らず勝手なことばかり書きやがっていい気なものだな。評判ひとつで店が潰れたらどうする気だ。お前は何もわかっていない」と怒鳴り散らす。

その様子が見物人たちによって撮影され、動画サイトにUPされて、炎上はますます拡大する騒ぎに。悪評と誹謗中傷によって、職も名誉も失ったカールに、元妻は提案するのでした。「あなたの出発点だったマイアミで、10歳のあの子と一緒にフードトラックをはじめてみない?」。

≪感想≫
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本作の監督・脚本・主演を務めるのは、『アイアンマン』の監督ジョン・ファヴロー。彼は監督でありながらも、スターク社長の運転手ハッピー・ホーガン役で出演もしています。『アイアンマン2』では、スカーレット・ヨハンソンさん演じるブラック・ウィドウと救援するシーンもありましたね。そんな本作は、『アイアンマン』同様に、軽快な音楽とジョークのきいたコミカルでテンポのいい作風の映画です。
 
なんと言っても、作中に出てくる料理の数々、調理シーンの数々が、実においしそうに描かれています。それもそのはず、ジョン・ファヴロー自身、プロの料理人のもとで相当修行したそう。料理や調理をおいしく見せるコツがよく分かっています。作中でスカーレット・ヨハンソンに料理を作ってあげるシーンがあるのですが、カールの手さばきと、調理されていく食材と、交互に映されるスカーレット・ヨハンソンの表情は、観る側とシンクロすること間違いなしでしょう。
 
物語の後半は、これまであまり心を通わせられなかった息子と、一緒にフードトラックの準備、商売をしていく様子が描かれます。まあ、『クレイマー・クレイマー』的な展開なのですが、結末がわかっていてもいいものですね。上映時間が気にならない、もっと観ていたいと思える、いい映画でした。

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