【読者参加企画】ファミコンを手に入れたときのメモリアル


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ニンテンドークラックミニ

やっと、手に入れた!

ブログ代表
こんばんわ、レトロゲームレイダース/ジョーンズ博士です。

国内の生産を打ち切ると発表され、一度は価格を下げ始めた転売屋たちがまた強気の価格設定にしてきた『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』。

正直、もう定価で手に入れることは無理だと諦めていたのですが、先日のゲームレジェンドの帰りに直感が働いて立ち寄ったゲームショップで、無事手に入れることができました。う、嬉しい。

というのも、

『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』を何より欲しがっていたのは、ウチの息子なのでした。父親として、ようやく「買ってきてやるぞ」という約束を果たすことができた、そんなわけです。

さて。

ファミリーコンピュータといえば、私は今は亡き父を思い出します。1985年の秋、我が家にファミコンをもたらしたのが父でした。

私の父は、いわゆる「昭和の男」で勤勉な会社員だったと記憶しています。やや不器用なところがあり、息子である私に積極的に遊んでくれるようなタイプの父親とは言えませんでした。休日は新聞を読み、囲碁のテレビ番組を観て、自分の部屋で勉強をして、夕方には風呂に入り、夕食を食べて、1杯だけお酒を飲んで、早めに布団に入る。そんなリズムを崩さない人でした。

私が夢中になっていた、アニメや漫画には一切の関心を示さない。そんな父は私にとって、近くて遠い存在でした。キライということはありませんでしたが、大好きだったかというとどうでしょう。

そんな父が、私の誕生日にファミコンを買ってきてくれるというのです。

「嬉しい!」という気持ちはありましたが、「大丈夫なのか?」という思いも湧き起りました。だって、流行りのおもちゃにとことん弱い父です。1985年といえば、『スーパーマリオブラザーズ』が発売された年。この作品の人気によって、ファミコンブームは完全に日本中を包み込んで、世はまさに大ファミコン時代に突入していました。

需要に生産が追いつかない状態であり、おばちゃんが経営している街のおもちゃ屋なんかに任せていたら一生手に入らない。そんな危機感は子供でも感じていました。

そして、類似品の横行。私が所属していたクラスでも、父親がファミコンを買ってきたと喜んでいたらセガのSG-1000だったとか、カセットビジョンだったとか、そんな悲劇が起きていたからです。

ウチのお父さんにファミコンなんて入手できるのか。

正直な話をすれば、私は諦めていました。父にそこまでのパフォーマンスを期待していなかったのです。生意気な子供に聞こえるかもしれません。しかし、父が普段私に接していた頻度や内容を考えると期待が持てたはずもないのです。

ところが、父は本物のファミリーコンピュータ本体と僕が希望した『スーパーマリオブラザーズ』と『キン肉マン マッスルタッグマッチ』のソフトを購入してくれました。

そのとき、心に湧き起った感情の渦。そのときは、ファミコンを手に入れられたという喜びだと思っていましたが、後年思い返すと、あれは父への尊敬の念だった気がします。

「人気なのに、どうして買えたの?」

そんな私の質問に父は答えました。父はプラスチックなどの専門商社に勤務しており、玩具メーカーや問屋は仕事上の取引先だったとか。当然、どこに商品が流れているかといった内部情報を手に入れやすく、また秋葉原や御徒町といった界隈の店について精通していたのです。

父をカッコイイ!と生まれて初めて感じました。

「カッコイイ男というのは、普段はさえなくてもここぞというときに成果を出す」。そんな私の中での男とはかくあるべきという指針は、このときに形成されました。そして気が付いたのです。私もまた、父に興味を持っていなかったのだと。

父と子の関係が少しずつ変わっていったのは、このファミコン入手大作戦からだったと記憶しています。

そんな父は数年前にガンで亡くなりました。

亡くなる前のひと月は、毎日病院に通うことで、幸運にもいろいろな話をする機会が得られました。ファミコンの話をすると、やせ細った父は愉快そうに笑っていましたね。

月日は流れ、世代も変わります。

入手が困難と思われていた『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』を、今度が私が息子のために手に入れることができました。

「どこに売ってたの? どうして買えたの?」

かつての私のようなことを息子が聞いてきます。かわいい息子の喜ぶことなら、そりゃ、父親なら頑張るさ。この歳になって、父親のことがもっと理解できるようになりました。

↑↑↑ こんな感じの話じゃなくても ↑↑↑

ファミコンを手に入れたときの思い出がありましたら、コメント欄にご記載ください。お待ちしております。

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