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みなさんのご意見もお聞かせください。
【婚斗羅(コントラ)】とは、
結婚にかける熱い闘魂と、ゲーム生活にどっぷり浸かる素質を持つ、最強のゲーム戦士の呼称である。このコーナーでは、そんな戦士たちが10代・20代までは己の道を歩いてきて問題なかったけど、30代になってきて「彼女がほしい」「結婚しないとやばい」という想いからの真剣な悩みに、レトロゲームレイダースが基本いい加減に答えていく。みなさんからの相談・コメント、両方ともお待ちしています。
こんばんわ、レトロゲームレイダース/ジョーンズ博士です。
先日、ドラマ版『あなたのことはそれほど』が最終回を迎え、映画では『昼顔』が公開され、ニュースを見れば芸能人の誰かの不倫が発覚して大騒ぎ。北朝鮮からのミサイルなんかより、身近な不倫問題の方に興味関心が高い日本人の思考ってどうなんでしょうか。
さて、今回は「不倫」の話です。
そもそも、不倫って悪いことなのでしょうか?
…という話をしようとすると、脊髄反射的に「悪いに決まっているだろ!」という反応をする方は一定数いらっしゃるのですが、今回は悪い理由について考えてみたいという記事です。
「法律で決められているから」、「倫理的にダメでしょ」という答えは、何も考えていないのと同じだと個人的に思っています。なので、悪である要素を明確にしていければと思います。
それは、潜在的な憧れが、そこにはあるのではないでしょうか。
法律的にも、倫理的にもNGである恋愛は、これ以上ないカベが立ちはだかっており、障害のある恋愛は燃えるものです。障害があっても存在してしまうもの、秘めなければならない思いは、恋愛シチュエーションとしては、グッとくる展開ではあります。
ゆえに、不倫物語好きな女性が多いのだと思われます。
ここで押さえるべきポイントは、「物語としての不倫が好き」というのと、「実際に不倫してみたい」というのは、違うということです。
「幼女がたいへんなことになっちゃう漫画が好き」というのと、「実際、幼女にたいへんなことをしちゃう」のとは違うことと同じです。
敷居は意外に低い。そして誰にでも起こり得ると感じます。
身体を許すか・そうでないか。セックスへのハードルは、男性も女性も、ある程度の年齢に達するとかなり低くなるもの。
「あなたがその気なら、私の方もやぶさかではない」というアイコンタクトが取れるようになりますし、機会が減ってくるせいか、「チャンスはモノにしていく」という心理は働きやすくなるのではないでしょうか。
特に女性の場合は、男性よりも承認欲求が大きい傾向があります。
20代のうちは、「可愛い」などと簡単にチヤホヤされていましたが、年齢を重ねていくうちに機会が減っていく。旦那さんが褒めることも少なくなっていく。そこで承認してくれる存在が現れるというのは、意外とインパクトがあることのようです。
男からすると「ちょろい話」とか「ちゃんとしてよ的な話」になりがちですが、「女性としての価値をまだ認めてくれる」というのは、女性にとっては大きな問題なのです。
配偶者以外の異性のことを好きになるか?という点に関して、人間は「なれる」能力を持っています。恋愛というのは落とし穴なので、ある日突然、ストーンと落ちる。その可能性は誰にでもあると言えるでしょう。
とはいえ、大人になると、配偶者以外の異性とは距離を置く、好意が膨らんできたら距離を置く、というある意味、作法を行なうものですが、それ同時に、生物学的に配偶者以外の異性のことを好きになる可能性があることの証明でもあります。
配偶者以外の異性とセックスができるか?という点に関して、人間は「できる」能力を持っています。
する・しないの問題ですが、「できる」わけです。
こう考えていくと、一夫一妻の婚姻システム(結婚後の他の異性との恋愛&性行為禁止条例)が、人間の生物学的な能力・可能性と適していない制度であることが分かります。だから、神に誓う、契約にサインする、といった制約が必要なのでしょう。
自然の摂理と合っていない制度を押し付けられ、それを粛々とロボットのように守っている…。結婚を別の角度から見ると、こういう言い方もできるのではないでしょうか。
被害者の立場で考えてみましょう。
配偶者が自分以外の別の誰かのことに夢中になるというのは、「よく知っていたはずの心を許した人間が、まったく違う人間になった」という恐怖を味わうことになります。愛情はエネルギーですので、自分に向けられていた補給が急に断たれて、味方の陣地だと思っていた場所が敵地だったと知るくらいの急転換は、しゃれにならないストレスです。
これ、子どもへのインパクトもハンパじゃありません。子供の一番の栄養は親の愛情ですが、それが突然なくなる、もしくは量が減少するのは、どう考えても教育に悪いです。
不倫が良くないというのは、一夫一妻制という婚姻システムの歪みであり、人生に大きな影響を与えかねない深刻なダメージに傷つく被害者をつくらないための、セーフティネットといえるのかも。
こんなことを考えてみました。
みなさんの意見もお聞きしたいです。
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