【良作発掘】 『ボンバーマンII』――とっても遊びやすくなって、ボンバーマンがファミコンに帰還。

Pocket

1991年、開発の主力をPCエンジンに持って行っていたハドソンがファミコンに帰りはじめていました。そんな中で発売された『ボンバーマンII』もその1つです。初代のリメイク詐くであるPCエンジン版をお手本に、キャラが大きくなり、背景が変わるいろいろなステージが追加され、ほんわかと楽しめる作風に。この雰囲気は、PCエンジンの『ボンバーマン93’』、スーパーファミコンの『スーパーボンバーマン』へと引き継がれていきます。

さあ、今宵も、歴史に埋もれし、レトロゲームの魅力を紐解いていこう――。




ブログ代表
こんばんわ、レトロゲームレイダース/ジョーンズ博士です。

今回発掘した作品は、ハドソンが1991年6月28日に発売した、ファミコン用アクションゲーム『ボンバーマンII』。『II』と名乗っていますが、『I』とストーリー的なつながりはなく、まったくの別ものです。『I』のエンディングで「人間になりたい」という夢が叶ってロードランナーになったロボットの「その後」が描かれるわけではないので、ご注意ください。

ボンバーマン2_001
(ブラックボンバーマンに罪をなすりつけられたボンバーマンは…)

ボンバーマン2_002
(刑務所に送られてしまうのでした!)

どんなゲーム?
redline

ひと言でいうと、「お上品に遊びやすくなったボンバーマン」。

ハドソンは、1980年代の後半は、NECと協力体制を結んで、しばらくPCエンジンのソフト開発に力を入れていた時代があります。ハドソンから発売されたソフトは、PCエンジンのお手本になるようなものが多く、ソフト供給においてファミコンにおける任天堂のような役割が求められていたのかもしれません。

ファミコンにおけるハドソンの前期ラインナップ(自社開発作品の中で)とはうって変わり、非常にていねいに作られ、安心して遊べるものが増えました。ファミコン後期のハドソンソフトはハズレが少なく、いい作品が多いです。本作もその1つといえるでしょう。

◆ゲームモード
1人プレイ用のノーマルモード、2人プレイ用のVSモード、3人対戦用のバトルモードの3つ。3人対戦をやるためには、ジョイカードマークIIなどの追加コントローラーが必要です。

◆ステージ構成
6エリア8ステージ構成。各エリア内に1つだけボーナスステージあり。

◆敵の種類
初代『ボンバーマン』から3種類、残りはPCエンジン版からの出演。プレイ感覚もPCエンジン版に近い感じです。

ボンバーマン2_003
(ゲーム画面はこんな感じ。最初のうちは1画面ステージが多い)

ボンバーマン2_004
(リモコン爆弾をゲット!本作では前作以上に動きがトリッキーな敵が多いため、リモコン爆弾の重要性が上がっている)

ボンバーマン2_005
(こちらはボーナスステージ。最大火力&無敵状態で、時間内にできるだけ多くの敵を倒す。一度にまとめて倒した方が高得点になる)

ボンバーマン2_006
(ローラースケートをゲット。移動スピードが速くなる。後半はタイムが少ないので、地味にクリアに欠かせないアイテム)

ボンバーマン2_007
(エリア2あたりから火力が強くなっていくが、自身が強くなる過信が生まれていくのが本作の面白いところ。チカラに溺れないように)

ボンバーマン2_008
(壁通り抜けをゲット。爆破可能なブロック部分をすり抜けていくことができる)

ボンバーマン2_009
(後半に増えてくる1画面ステージ。強くなりすぎた火力が、今度は自分にとっての脅威になっていく…)

ボンバーマン2_010
(後半は、ブロックが多く、時間内に、ゴールの扉を見つけるのがひと苦労。スタートからガンガン壊していく必要あり)

という感じで、優等生のようなゲームでした。

スーパーファミコンで展開される『スーパーボンバーマン』ほど派手な作品ではありませんが、ファミコンソフトを集めていくうえで安心して遊べるゲームをお探しなら、オススメです。ライトユーザー向けのかわいいフリをていますが、後半はパワーアップしていないとクリアが結構難しくなっていますので、心してかかってください。

1クリックお願いします記事が面白いと思ったら1クリックいただけると助かります!