
こんにちは、レトロゲームレイダー/ジョーンズです!
今回ご紹介するのは、ニンテンドースイッチのダウンロード専用ソフト『キャッスルヴァニア アドバンスコレクション』。ゲームボーイアドバンスで発売された悪魔城探索型アクションRPG×3本と、スーパーファミコンで発売された『悪魔城ドラキュラXX(ダブルエックス)』の計4本が収録されて2200円という超お得商品です。
今回は、収録作品についてのカンタンな作品紹介とゲームレビュー記事のリンクを張ったまとめ記事になります。購入時の参考にしていただければ幸いです。さあ、今宵も、歴史に埋もれし、レトロゲームの魅力を掘り起こしていこう――。
『悪魔城ドラキュラ サークル・オブ・ザ・ムーン』

一番手は、『キャッスルヴァニア アドバンスコレクション』のパッケージアートにもなっている『悪魔城ドラキュラ サークル・オブ・ザ・ムーン』。海外では人気の本作ですが、『悪魔城ドラキュラ』というタイトルがついているにも関わらず、正史から外れた番外編です。シモン・ベルモンドとか、アルカードとか、シリーズの人気キャラとか一切出てきません。もともとは、師匠であるモーリスがリヒター(『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』の主人公)という設定でしたが変更になった…という裏話があります。
何のために作られたかというと、ゲームボーイアドバンスの本体同時発売ソフトという使命を帯びて作られました。悪魔城探索型ドラキュラとしては2作目、携帯ゲーム機では初という作品。悪魔城探索型ドラキュラの1作目である『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』とは開発スタッフが違うため、プレイ感覚はかなり違うのですが、その違和感が作品の魅力でもあると思います。
ご覧の通り、実機のソフトを買おうとするといいお値段してしまいますので、カタチにこだわらないなら『キャッスルヴァニア アドバンスコレクション』が断然お得ですよ。
もうちょっとくわしい作品情報が知りたい方は、こちらのゲームレビュー記事を参考にしてくださいませ。

『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』

二番手は、『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』。こちらの作品は、悪魔城探索型ドラキュラの1作目である『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』を手がけた開発チームによるゲームボーイアドバンス用悪魔城探索型ドラキュラです。プレイ感覚は『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』のそれであり、しかも安定のクオリティ。ストーリーも正史に組み込まれており、シモン・ベルモンドによる初代『悪魔城ドラキュラ』とリヒター・ベルモンドによる『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』の間の物語となっています。
ソフトの容量をゲーム内容につぎ込んだため、BGMはPSGとなっており、PCMを使っていた『悪魔城ドラキュラ サークル・オブ・ザ・ムーン』に比べると、明らかに音だけはパワーダウンしています。が、他の部分は大幅にパワーアップ。携帯ゲーム機とはいえ、なかなか長く遊べる内容です。ドラキュラファンならとりあえず押さえておくべき作品でしょう。
こちらも実機のソフトはいいお値段となっておりますし、入手も難しくなっています。『キャッスルヴァニア アドバンスコレクション』でお手頃価格で遊べるのは僥倖ではないでしょうか。
もうちょっとくわしい作品情報が知りたい方は、こちらのゲームレビュー記事を参考にしてくださいませ。

『キャッスルヴァニア 暁月の円舞曲』

三番手は、『キャッスルヴァニア 暁月の円舞曲』。タイトルから想像がつくように、こちらの作品は『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』と同じ開発チームによる作品。そのため、クオリティについては絶大な信頼があります。同じ悪魔城探索型ドラキュラではあるものの、前作とは結構変わっています。1つは、主人公が肉弾戦ではなく、魔物を倒して会得したソウル(魔物の能力)を駆使して戦う魔術師タイプ寄りバトルであること。もう1つは、主人公の出征の秘密につながるストーリー性が強いこと。2035年という未来のお話なのですが、従来の『悪魔城ドラキュラ』の物語とリンクしていく展開は必見です。
前作の課題だったBGMの音がしょぼい問題も、この作品はまたPCMに戻り、いい感じになっています。ゲームボーイアドバンスでの最後の悪魔城探索型ドラキュラということもあり、これまでの集大成といえる完成度を誇っている作品なのでも未プレイの方はぜひ遊んでいただきたと思います。
こちらは特に実機ソフトがアホみたいに値段が高いです。『キャッスルヴァニア アドバンスコレクション』なら、本作を含めて4本入って2200円。心配になるお値段です。
もうちょっとくわしい作品情報が知りたい方は、こちらのゲームレビュー記事を参考にしてくださいませ。

『悪魔城ドラキュラXX』

四番目は、スーパーファミコンで発売された『悪魔城ドラキュラXX』。PCエンジンで発売された『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』の続編として企画はスタートしましたが、その話はなくなり、スーパーファミコン版の『悪魔城ドラキュラX』であり、スーパーファミコン版『悪魔城ドラキュラ』の続編(?)みたいな微妙な立ち位置にいる作品です。
スーパーファミコンの後期作品ということもあり、スーパーファミコンとしてはかなり頑張っているのですが、PCエンジンの『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』の完成度の高さを知っていると、いろいろと不満点が見えてくる作品でもあります。いや、やっていることは本当に凄いですし、きれいにまとめている作品です。『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』と並べない方が本作の良さが見えてくると思います。
ハダカのソフトでいいならそこまで高くもない作品なのですが、ハードがスーパーファミコンということもあって、実機を引っ張り出してきて遊ぶのはしんどいところ。スイッチでできると便利ではありますよね。
もうちょっとくわしい作品情報が知りたい方は、こちらのゲームレビュー記事を参考にしてくださいませ。

オマケ要素

『キャッスルヴァニア アドバンスコレクション』では、収録作品のBGMを聞くことが出来るミュージックプレーヤーや、パッケージアートや開発資料を見ることが出来るオマケ要素も追加されています。
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