【名作発掘】『ドラキュラ伝説II』――英雄クリストファー戦記完結編!名作に昇華されたGB続編!

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こんにちは、レトロゲームレイダー/ジョーンズです。
今回発掘した作品は、1991年7月にコナミより発売されたゲームボーイ用アクションゲーム『ドラキュラ伝説II』。同じくゲームボーイで発売された『ドラキュラ伝説』の続編であり、主人公も前作と同じクリストファー・ベルモンド。前作から15年後の物語となっています。

『ドラキュラ伝説II』とはどんなゲーム

前作『ドラキュラ伝説』は、ゲームボーイ初期のアクションゲームとして拙い部分はあったものの、『悪魔城ドラキュラ』の本質的な面白さを受け継ぎ、オリジナリティを前面に出した挑戦作でした。(詳しくは下記の『ドラキュラ伝説』のレビュー記事をお読みください)

本作『ドラキュラ伝説II』は、前作『ドラキュラ伝説』らしさを引き継ぎながらも、ファミコンの『悪魔城伝説』で見られた「バラエティ豊かなステージを楽しませる」を取り入れ、一気に遊びやすく、何度でも楽しめるゲームボーイ版『悪魔城ドラキュラ』の決定版というべき名作へと仕上げられています。

悪魔城ドラキュラシリーズって、大体1時代2部構成になっているんですね。シモン・ベルモンドの物語が『悪魔城ドラキュラ』『ドラキュラII 呪いの封印』、リヒター・ベルモンドの物語が『血の輪廻』『月下の夜想曲』、ジョニー・モリス親子の物語が『バンパイアキラー』『ギャラリー・オブ・ラビリンス』、来須蒼真の物語が『暁月の円舞曲』『蒼月の十字架』といった具合。本作はこの流れを作ったともいえるポジションの作品であり、前作のエンディング、崩壊したドラキュラ城から飛び出したコウモリの伏線が回収される物語でもあります。

『ドラキュラ伝説II』のストーリー

舞台は1591年。ドラキュラ伯爵は滅びていなかった。彼の魂はこの世にとどまり続け、完全復活の機会を待っていたのだ。その機会とは、魂の器にふさわしい人間が成熟すること。そして、ドラキュラの器に選ばれたのは、15歳になったばかりのクリストファーの息子ソレイユだった。ソレイユをあやつり、再び闇の世界をつくり出すことを狙うドラキュラ伯爵。クリストファーは最愛の息子と戦うという過酷な運命に動揺を隠せない。そしてトランシルバニアには、まるでソレイユを守るかのように4つの不気味な城が姿を現すのだった。

『ドラキュラ伝説II』のBGM

獵人Hunterさんの全曲耳コピアレンジが素晴らしいので、この記事で紹介させていただきます。イヤホンやヘッドホンをお持ちの方は、記事を読むBGMとしてご視聴いただけると作品の雰囲気が伝わるかもしれません。こちらの曲が気に入った方は、高評価もしくはチャンネル登録をどうぞ。いい感じの動画を多数あげられている方ですよ。

『ドラキュラ伝説II』の魅力

本作『ドラキュラII』は、ゲーム開始から4つのステージを自由に選ぶことができます。「Crystal Castle(硝子の城)」「Cloud Castle(雲海の城)」「Plant Castle(樹海の城)」「Rock Castle(岩窟の城)」の4つ。それぞれには『悪魔城伝説』のような個性的なギミックが用意されており、中には分岐も有ったりして、さらに最深部には大悪魔が待ち構えています。

前作とは異なり、本作ではシリーズの伝統「扉」によるエリア移動があり、サブウェポンも導入されました。そのため、前作よりもずっと『悪魔城ドラキュラ』をしている感じがします。その一方で、「水晶」を取ると炎の弾が飛び出すムチ、天井からぶら下がった縄での移動、といった『ドラキュラ伝説』らしさも健在。しかも、ムチのパワーダウンはダメージ数回分と変更。そのため、ゲームの難易度はぐっと下がり、誰でも気軽に楽しめる作品になりました。

しかし、4つの城を撃破した後に現われるドラキュラ城は、『ロックマン』でいうところのワイリーステージのようなもので、これまでのステージで培ったテクニックを駆使して行かないと進めない、前作『ドラキュラ伝説』に匹敵するやりごたえのあるステージですので油断なされぬように。

音楽は、前作に引き続き、船内秀浩さんが関わっており、ゲームボーイ音源を活かした前作よりも洗練されたBGMの数々は、悪魔城ドラキュラシリーズの中ではちょっとスポットライトを浴びることが少ない気がしますが名曲揃いであり、個人的にはもっと多くの方に知っていただきたい気持ちでいっぱいです。

個人的にこの作品を全力で楽しむには、前作『ドラキュラ伝説』はプレイしておくべきだと思いました。なぜなら、前作をプレイしておくと、本作の前半はめちゃくちゃカンタンに感じるからです。前作から15年が経過し、戦士としての熟練さに磨きがかかったクリストファーの成長を感じられるんですね。前作のもっさりした動きは、戦い慣れていないクリストファーの幼さと脳内補完しましょう。

そして、ドラキュラ城の最深に待ち構える、ドラキュラに操られている息子ソレイユ戦。彼は機動力があり、攻撃も強く、結論ボスとしてシリーズ屈指の強敵なのですが、10代の若者とアラサー戦士の体力的な差と脳内補完すると、衰えた体力の差は熟成されたテクニックで補う的な戦いとも解釈できるので、シチュエーションとして燃えます。

レトロゲームとしての『ドラキュラ伝説II』

本作はまさに、「ハードに慣れてきたコナミがつくる傑作」の1つです。どうしようもないゲームボーイソフトも多い中で、本作は「ゲームボーイでもこれだけのことができるんだ」と感じさせてくれる作品。ちょっと高くても押さえておいて損はないでしょう。

細かく描きこまれたグラフィック。ユニークなステージギミックの数々。名曲揃いのBGM。1周1時間ちょっと遊べる携帯ゲーム機用ゲームらしいボリューム。あらゆる点でとてもよくまとまった作品だと思います。悪魔城ドラキュラシリーズの中では知名度が高い作品ではありませんが、まぎれもなく名作だと俺は思いました。

シリーズ作品の記事

この作品を遊ぶ方法

現行機で手軽に遊ぶには、ダウンロード専用の『悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション』がオススメです。PS4、Xbox ONE、steam、ニンテンドースイッチ版があるので、お好きな環境でお楽しみください!

また、下記のような方法で遊ぶことも可能です。

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