【良作発掘】『機動戦士ガンダム』(セガサターン)――ガンダム、サターンに立つ!キャラゲーを変えたオデッサ作戦的な一本!

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こんにちは、レトロゲームレイダー/ジョーンズです!
今回発掘した作品は、1995年11月にバンダイよりセガサターン用アクションゲームとして発売された『機動戦士ガンダム』。ライバル機だったプレイステーションでも1年くらい前にガンダムのアクションゲームが発売されていましたか、PSが1人称視点のポリゴンバリバリゲームだったのに対し、このサターン版は2Dアクション&アニメパート付きというものでした。

さあ、今宵も、歴史に埋もれし、レトロゲームの魅力を掘り起こしていこう――。

『機動戦士ガンダム』(セガサターン)とは

『機動戦士ガンダム』(セガサターン)は、サイドスクロールのアクションゲームです。ゲームの特長として3ライン制となっており、自機の奥、自機と同じライン、自機の手前という構成。奥や手前にも敵が現れて攻撃をしてくるため、2Dアクションゲームでありながら、3Dアクションのような周囲に気を配りながら戦うというシュエーションが味わえる作りになっています。

自機と同じラインの敵は、ビームライフルやビールサーベルで攻撃できますが、 自機の奥、 自機の手前のラインに出現する敵はロックオンでしか攻撃できません。こう書くとネガティブに捉えられてしまうかもですが、自機がライン移動しなくていいし、本作のロックオン性能は優秀なため、まとめて敵を倒す爽快感が味わえる仕様となっています。

本作の特徴は、セガサターンの描画能力で描かれた『機動戦士ガンダム』の世界にあります。ほぼ原作通りの声優さんたちがほぼ原作通りのセリフをしゃべり、ガンダムっぽいカットインが入り、ガンダムっぽい演出がされて、新作アニメパートでガンダムのストーリーが語られます。

BGMやSEがガンダムっぽいんだけどよく聞くと違うところがちょっとアレなのですが、総じて良く出来ており、難易度も高くなく、ガンダムファンは「ひゃほーい」と叫んでしまうくらい、ガンダム愛あふれるゲームです。

『機動戦士ガンダム』(セガサターン)のストーリー

人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになってすでに半世紀が過ぎていた。地球のまわりの巨大な人口都市は人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった。

宇宙世紀0079。地球に最も遠い宇宙都市サイド3は、ジオン公国を名乗り地球連邦政府に独立戦争に挑んできた。この1ヵ月余りの戦いでジオン公国と連邦軍は、総人口の半数を死に至らしめた。人々は自らの行為に恐怖した。戦争は膠着状態に入り、8ヶ月余りが過ぎた。

『機動戦士ガンダム』(セガサターン)のスクリーンショット

『機動戦士ガンダム』(セガサターン)の魅力

個人的には、『機動戦士ガンダム』(セガサターン)はガンダムゲームの転換期になった作品だったと思っています。この作品の前にも『機動戦士ガンダム』を題材にしたゲームはありましたが、アニメーションを使い、原作とほぼ同じ声優さんにしゃべらせて、原作とほぼ同じ演出で、ファンがグッとさせたゲームは、この作品がはじめてだったのではないでしょうか。

ゲームハードの性能が上がり、メディアがCD-ROMになったことで、ムービーや声を存分に入れることができるようになったのも、この時代です。性能と容量を何に使うべきなのか。本作はファン受けする方向性を指し示した作品であり、以降のガンダムゲーム、いや、キャラクターゲームの在り方を決定づけたと転換期となった作品とも言えるのではないでしょうか。

個人的な話をさせていただくと、この作品が発売された時に大学生だった俺たちは、友人宅でこのゲームを遊んで、チョイスされた原作の名シーン・名セリフにガンプラに熱中していた少年時代の気持ちが甦りました。「そうだ、俺はガンダムが好きだったんだ!」ということを思い出したんですね。幸か不幸か、同時期にテレビ神奈川で『機動戦士ガンダム』の再放送が流れており、大学生になっていた俺たちは少年時代には分からなかったガンダムの世界設定やストーリーの奥深さを理解し、気持ちが盛り上がって、バイト代のほぼすべてをガンプラに費やし、ガンダム一色になったのでした。

『機動戦士ガンダム』(セガサターン)の魅力についてあまり話せていない気がしますが(笑)、使用するボタンは多いもののそんなに大変ではないし、すこしボリュームが少ない気もするけど、手軽に『機動戦士ガンダム』の世界観を楽しめるゲームだと思います。ガンダム好きには文句なしに推せる一本。そうじゃない人は、本作を楽しむために『機動戦士ガンダム』の劇場版3部作か、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の漫画24巻を読んでほしいと思う今日この頃です。

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