賛否を呼んだ『ドラゴンクエスト ユアストーリー』のDVDとブルーレイがついに発売!

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こんにちは、レトロゲームレイダー/ジョーンズです。
『ドラゴンクエスト ユアストーリー』のDVDとブルーレイがついに発売されましたね。この作品は、公開当初、自称ファンによる猛バッシングが起こった作品でした。一方で、本作を良くできた作品、面白いという声もあります。何がこれだけの温度差を作ってしまったのでしょう。

前に書いた記事

争点は、ゲームの映画化への解釈か?

『ドラゴンクエスト ユアストーリー』の感情的で批判的な感想の多くは、「ファンの思いを踏みにじる展開」に対してのものでした。これは、主人公の母親であるマーサが人間界に出てこられないように封印しつづけている大魔王ミルドラースの正体がコンピュータウィルスであり、実は冒険をしてきた日々はレトロゲーム『ドラゴンクエストV』のVR体験だった…という展開を指しています。

「心地よく大好きなドラクエVのフルCGアニメを観に行ったら、いつまでゲームに浸っているんだと映画内の敵に説教され、不愉快な気持ちになった!せっかくの休日が台無しだ!」という意見が多かったように思います。

でも、俺は『ドラゴンクエスト ユアストーリー』は、かつてドラクエで遊んで、ドラクエから何か大切なものを学んだ人たちを肯定している映画だと思っているんですね。その証拠がラストシーンであり、主人公は天空の勇者でも、グランバニアの王子でもなくて、ただの会社員なのですが、難敵に対して立ち向かう勇気を持ってミルドラース(コンピュータウィルス)を撃破します。ただの会社員でも勇者になり得る可能性がある。これは、『ドラゴンクエストVI』で示された可能性の再現です。

そう、『ドラゴンクエストV』は「血縁でしか勇者が生まれない物語」でした。でも、後のドラクエでは「勇者は誰にでもなれる」というメッセージがあり、『ドラゴンクエスト ユアストーリー』はそのメッセージを汲んでいるという点で、非常に原作愛にあふれていると、個人的には感じました。

それに、ドラゴンクエストはストーリーを楽しむゲームではありません。プレーヤーに体験させることを目的としたRPGなのですから、受け身ではなく、主体的に物語に参加していくRPGです。ストーリーの部分だけ切り抜いてCG化したものを受け身姿勢で鑑賞するなんて、「もはやドラクエじゃない」と俺は思うんですけどね。

もちろん、感想は人それぞれです。世の中に事実は1つしかありませんが、解釈は人の数だけ存在します。そのどれもが「正しい」と思います。

あれから時間が経ちました。新型コロナウィルスのせいで外出が少なくなっている今、もう一度、新しい気持ちで『ドラゴンクエスト ユアストーリー』と向き合ってみるのはいかがでしょうか。

   


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