【名作発掘】『スーパーマリオブラザーズ』(ファミコン)――“スーパー”になったマリオブラザーズは家庭用ゲームの伝説になった!

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こんにちは、レトロゲームレイダー/ジョーンズです!
今回発掘した作品は、1985年9月に任天堂よりファミコン用アクションゲームとして発売された『スーパーマリオブラザーズ』。言わずもがなですが、「マリオ」を世界的な人気ゲームキャラに育て上げ、ファミコン人気を不動のものにした立役者と言うべき作品です。今回は、この超有名作品を深掘りして、なぜ、『スーパーマリオブラザーズ』が名作なのかを、俺の見解を述べさせていただきたいと思います。

さあ、今宵も、歴史に埋もれし、レトロゲームの魅力を掘り起こしていこう――。

『スーパーマリオブラザーズ』とは

『スーパーマリオブラザーズ』は、マリオとルイージの兄弟たちが水道工事の配管工として鍛えた下からパンチやキックやジャンプを駆使して、カメ一族が支配する4つのエリアで構成される8つのワールドをカメ一族から解放していくゲームです。

基本的なアクションは前作『マリオブラザーズ』に準拠していますが、カメの甲羅を踏んで、蹴っ飛ばすことができるようになりました。蹴っ飛ばしたカメの甲羅は、地面をツツーッと滑っていき、敵を倒す攻撃にもなります。また、己の肉体だけで戦ってきたマリオブラザーズですが、強大なカメ一族と戦うためにはさらなる力が必要です。そこで登場するのがスーパーキノコ。これを食べれば、身長は2倍の大きさになり、下から突き上げるだけだったブロックを破壊することが可能になります。次にファイアフラワー。このアイテムは、これまで幾度となくマリオブラザーズを苦しめてきた敵・ファイアボールを自分の力にして敵に発射出来るように。そして、スター。これを取れば、一定時間、無敵になるため、敵を一網打尽です。

何よりも一番大きな変化は、サイドスクロールアクションになったこと。これまでのマリオ出演作品の多くは一画面固定でしたが、本作では画面の左に進んでいき、エリアゴールを目指します。一度通り過ぎたところには戻れないのでご注意を。敵を倒し、コインを集め、エリア最後の砦に到着して、旗をカメ一族のものからキノコ王国のものに変えていく。つまり、カメ一族の支配地域を奪取していく…という流れです。

ステージは、地上、地下、海、アスレチック、城といった特徴に分かれており、ワールドの最後のエリアの城ではカメ一族の王クッパが待ち構えています。

『スーパーマリオブラザーズ』のストーリー

キノコたちの住む平和な王国に、ある日、強力な魔法を操る大ガメクッパの一族が侵略して来ました。おとなしいキノコ一族は、皆その魔力によって岩やレンガ、つくし等に姿を変えられてしまい、キノコ王国は亡びてしまいます。キノコたちにかけられた魔法を解き、よみがえらす事ができるのはキノコ王国のお姫様ピーチ姫だけ。彼女は今、大魔王クッパの手中にあります。マリオは、カメ一族を倒してピーチ姫を救出し、再び平和なキノコ王国を築くために立ち上がりました。テレビの中のマリオはあなたです。このアドベンチャークエスト(遠征)を完結できるのは、あなただけなのです。

『スーパーマリオブラザーズ』のスクリーンショット

『スーパーマリオブラザーズ』の魅力

『スーパーマリオブラザーズ』の魅力は、ズバリ、「スーパー」になったところでしょう。ファミコンで発売された過去のマリオ出演作品は一画面固定のものばかりでした。これは、ゲームの容量を効率よく使う仕様であり、分かりやすく言えば、容量をけちって同じようなステージを何度も使っていたわけです。ところが、『スーパーマリオブラザーズ』は画面をスクロールさせた。これまでなら1ステージとして構成されていた一画面を何枚も横に並べて「通過する」ために使ったわけです。見た目としては、容量の大判振る舞いを行ないました。このような贅沢――「スーパー」な部分が至るところに仕掛けられています。

一つ例を出すと、難易度です。『スーパーマリオブラザーズ』はそんなに難しくありません。もちろん、先に進めばそれなりに難しくなっていきますが、少なくとも序盤は、「プレーヤーにステージをクリアさせない!」という感じの難易度は感じられず、むしろ、「どうぞどうぞ、クリアしてください」と言わんばかりの難易度です。じゃあ、簡単すぎて面白くないのかというとそんなことはありません。なぜか。本作はプレーヤーが面白さを感じられるところを「ステージをクリアできるかどうか?」ではなく「どうステージをクリアするか?」に置いているためです。

つまり、どういうことか。『スーパーマリオブラザーズ』は家庭用ゲームとはこうあるべきだ!というカタチを作り出したエポックメイキングな作品ということです。

ビデオゲームはアーケードゲームから生まれました。1985年当時、ファミコンで発売されたゲームも、アーケードゲームの移植、もしくはその様式で作られたものが多かったと思います。アーケードゲームは、ゲームセンターで1プレイ100円払ってプレイするスタイルです。遊ぶために払うお金のことをインカムというのですが、要はインカムを稼げるように、長時間プレイされないように作られていたわけです。しかし、家庭用ゲームはプレーヤーのプレイスタイルが異なります。ソフト1本を4800円で買ってきて、コンティニューごとに100円支払う心配をせずに遊び続ける。長時間遊べないと不満が出てきてもおかしくない構造になっていました。ここに合わせたゲームデザインにしたのが『スーパーマリオブラザーズ』だったのです。

なので、苦手なステージを飛ばせる、先のステージを見せるといったサービス精神からワープゾーンといったアーケードゲームにはなかなかない仕掛けも作られました。今日では当たり前になっている「家庭用ゲームは長時間遊べる」という常識。それを家庭用ゲームの黎明期に実装したという点が、『スーパーマリオブラザーズ』の凄さであり、名作たる部分だと俺は思うのです。

『スーパーマリオブラザーズ』で遊ぶ方法

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